2009年11月14日土曜日

荻野目洋子 男性ボーカル曲 カバー で 復帰

荻野目洋子 男性ボーカル曲 カバー で 復帰

歌手の荻野目洋子(40)が男性アーティストのカバーに初挑戦した。

井上陽水(61)やTULIPらの70年代作品を中心に選曲したアルバム「Songs & Voice」を25日に発売する。

15歳でデビューして25周年。

3児の母となったが、新作をきっかけにマイペースで歌手活動を再開させる。

カバーアルバムに挑む歌手は多いが、荻野目は「同じことをやっても面白くないと思って男性アーティストに絞った。私自身の声で男性ボーカルを歌うことで意外性も見つかると思った」と話している。

72年から81年までの15曲を選んだ。

多くは68年生まれの荻野目にとって物心がつく前のナンバー。

コンサートはもちろん、カラオケでも歌ったことがな い。

いずれも「かろうじて子供の頃に耳にしたことがあるけど、あらためて聴いてみるともの凄く歌詞のパワーが強い。短い言葉の中に強い思いがたくさんこ もっている」と感じたという。

男性の作品をカバーしたのは初めて。

CDリリースは06年2月、洋楽ヒット曲をカバーしたアルバム「VOICE NOVA」以来。

その後すぐに第3子を妊娠して活動を休止しており、約4年ぶりの復帰作となる。

01年にプロテニス選手の辻野隆三(40)と結婚。

長女(7)、次女(5)、三女(3)の育児はまだ落ち着かない様子だが、子供たちは荻野目の仕事を理解 し始めてきたといい、「先日も家で練習していたら一緒に歌ってくれた。小さい頃は歌の練習をしていると“歌わないで”“自分を向いていて”って嫌がってい たけど、今は興味を持ってくれる」。

愛娘たちのお気に入りの曲はTULIPの「青春の影」。

来月23日には全41作のシングルA、B曲を 収録したデビュー25周年記念ボックス「SUPER GROOVER The BOX」を発売。

来年にはライブ活動を再開させる見込みで「家庭を守りつつ 自分のペースで長く歌っていきたい」とメモリアルイヤーを迎え、決意を新たにしている。(スポーツニッポン)





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